10月例会は、皆で「おまんじゅうづくり」
安曇野地域では、小豆、ナス、カボチャなどの具を小麦粉の皮でくるんだおまんじゅうが伝統食だそうです。
私の住む長野市を含めた北信地域では、同じような具をいれた「おやき」をつくりますが、この地域でつくるのは、重曹やベーキングパウダーを混ぜた皮で包む「七夕まんじゅう」。
私が到着したときには、集まった皆さんが、楽しそうにおまんじゅうを丸めていました。
高齢者の皆さんも本当に楽しそう!! 皆さん、昔はよく作業をなさったのだろうと思います・・・とても上手に丸めていらっしゃいました。
いつもより、参加者も多く、「みんなでやると楽しいね!」「たくさんの人と食べるとおいしいねぇ!!」との声が・・・。
本当にそうです。
毎回、授業があってだめなのですが、今日はことのほか「学生を連れてきてあげたかった」と思いました。
ある程度蒸し上がった(郷土食では、「ふかしあがった」と表現するのが正しいのですが)ところで、皆で「いただきまーす!!」
またまた、笑顔があふれました。
「七夕まんじゅう」づくりに関わるいろいろなお話をうかがうことができました。
「昔は、一度にたくさん丸めてふかし、ふかしあがったものは、竹ざるの上に並べて、ざるごと北側の軒下につりさげて、少しずつ食べたのよ!」と教えていただきました。
今は食べるにしても購入してきたものが多いそうですが、昔はそんなふうにして日常の食生活が営まれていたのですね。
自分たちでつくったおまんじゅうと、畑から採ってきたばかりの「おろのき菜」のお浸しをいただいて、大満足。
この会の目的にそうことができたとても良い企画でした。地域の中で少しでも元気に、めざせ! ピンピンコロリ!!
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