2013年1月28日月曜日

信州大学医農連携市民講座

信州大学大学院農学研究科教授の大谷 元先生から、信州大学医農連携市民講座で話題提供をしてほしいというご依頼を受けていました。大谷先生には、長野県栄養士会の研修会やセミナーでお世話になっていたので、お断りすることもできず・・・・・。
本日、その講座が松本市内のホテルモンテーニュ松本で開催されました。

テーマは、「長寿で健康であるための食生活と運動の役割」 
自分流に解釈して話の内容を設定したので、企画された先生のご意向に沿っていなかったり、話がダブっていたりするのではないかと思っていました。
当日資料を見ると「やっぱり・・・」でしたが、いただいた時間が短かったので、私の次にお話された信州大学医学部教授の野見山哲生先生にお願いしてしまった部分もあり、結局、ぶっつけ本番でよかったのかもしれません。
    
信州大学農学部長の中村宗一郎先生のご挨拶のあと、大谷 元先生が「生きる上での食物の役割」というテーマで、食物の機能、栄養素摂取、特定保健用食品などについてまとめてくださいました。2番目が私でしたが、大谷先生の講演を踏まえてお話させていただいたので、とても助かりました。
私のテーマは、「長野県人の食生活から考察する~伝統的な日本食と長寿~」。話の筋は食育の講演などで扱う内容とそう大きくは変わりません。
なぜ、長野県民の野菜摂取量が全国一多いのかについて触れましたが、ご質問、ご意見、ご提言をいただき、いろいろなヒントを得ることができました。今回、お誘いいただいて良かったと思いました。
私のあとは、野見山先生が「長野県民の栄養摂取の現状と疾病について」というテーマで、県民健康栄養調査や各種公衆衛生指標をもとに、長野県の特徴についてまとめてくださいました。
最後は、信州大学大学院医学系研究科教授の能勢 博先生と同大学院学生の森田淳美さんが、「運動を驚くほど楽にする食品成分が存在する!?~5-アミノレブリン酸の場合~」という最新の研究知見についてご紹介くださいました。とても興味深いお話でした。

この市民講座は、(財)長野県テクノ財団 伊那テクノバレー地域センター、信州機能性食品開発研究会および次世代工業化農業研究会の共催ということです。これまでは研究会の会員を対象とした講座を開催していたそうですが、本日は公開市民講座という形でした。一般の方も50名程参加されていて、全部で120名程の聴講者だったそうです。盛会でなによりでした。

講座のあとの懇親会にもお邪魔させていただいたのですが、次から次と長野県内の食品関連の皆さんが挨拶に来てくださり、皆さんから興味深いお話をうかがうことができました。
まむしは卵胎生で子へびの形で生まれてくるとか(皆さん、ご存知でしたか?)、食用ミドリムシの研究をなさっていた方のお話とか、野菜のジュースをつくっていらっしゃるメーカーの方からは絞るときのミネラルや食物繊維の損失についてお話を伺ったり、お世話になったことがあるキノコやワサビのメーカーの方とお話したり・・・etc 
「へぇ~?!」というお話がたくさんうかがえて楽しい懇親会でした。

ただ、たくさんの皆さんと名刺交換していたら、会の締めの時間になってしまって…おいしそうなバイキングのお料理は一皿いただいただけで終わってしまい・・・ちょっと(いや、かなりかな)残念!! やはり、私、食いしん坊(いや“坊”じゃなくて“嬢”、いや、“マダム”にしておこう)のようです。

2013年1月27日日曜日

学会セミナーの帰路

東京で開催された学会のセミナーに参加し、帰りの長野新幹線車中です。
長野の雪景色など思いもよらないほと、快晴の東京でした。

2月・3月は上京の予定が多いのですが、今回は、何だか久しぶりの感じです。
あわただしい年末を過ごし、新年を迎えたと思ったら、センター入試。先週末のことですが、この1週間にいろいろなことがあったので、ずいぶん前のことのように思います。
気がつけば、2013年も1か月が過ぎ去ろうとしているのですね。今年も間もなく1/12が終わり! なんと早いことでしょう!?

日々、目の前のことに追われる毎日ですが、今日は査読に関するセミナーだったので、アカデミックな時間を過ごすことができ、なんだかモチベーションが高まりました。
こういう刺激もないといけません。

明日からは、また、予定が立て込んでいます。帰宅したら、その準備も進めないと・・・。
新幹線車中では、セミナーの余韻を楽しむことにします。

今日のセミナーでは、昨年の3月に卒業して東京近郊の大学院に進学した卒業生が、運営スタッフの一員としてお手伝いしていました。
元気そうでした。ご指導いただいている先生はよく存じあげているのですが、「とてもよく頑張っていますよ!」とおっしゃってくださいました。

うれしくなりました!!

2013年1月26日土曜日

「長引く猛烈寒波」到来の日に

日本列島に猛烈寒波が来て、長く居座るらしく、長野県北部には、また、大雪警報が出されています。

今日は、寒風が吹く中、長野市→東御市→長野市→松本市と動き回っていました(フーっ!)。
長野市は雪、上田市に隣接した東御市と、松本市は雪ではありませんでしたが、体感温度が低く感じる、寒い1日でした。

久堀周治郎先生の講演
東御市では、(公社)長野県栄養士会主催の食育シンポジウム「食べるってなあに!」が開催されました。平成13年にスタートしたこのシンポジウムは、本年度で第14回目の開催となる長野県栄養士会にとって重要な事業のひとつです。
長野県栄養士会の園原会長が上京されたため、代わりに主催者あいさつをしなければなりませんでした。

午前中は、地元の医師であるとうみ食育ネットワークの久堀周治朗先生の講演がありました。
普通の食育に関する講演とは趣が異なっていましたが、共感する部分も多く、興味深く拝聴させていただきました。
とうみ食育ネットワークの
食育紙芝居
先生のお話に先立って、とうみ食育ネットワークの皆さんによる紙芝居の紹介、午後のプログラムには、同ネットワークと、長野市にある給食関連の会社の皆さんで構成される「みーる劇団」による食育劇の上演・・・今回のシンポジウムでは子ども向けの食育活動の紹介が盛りだくさん。

開会式典のときには、来場者は少なめでしたが、食育劇上演の時間帯には、来場者も増えていました。
「野菜を食べること」をテーマとした子ども向けの寸劇が、子どもたちの記憶に残り、食行動につながってくれますように!!

「みーる劇団」の野菜をテーマにした食育劇
その後、野菜スウィーツのパティシエとして有名な、東京の野菜スイーツ専門店「パティスリー ポタジエ」オーナーの柿沢安耶先生の講演が予定されていました。
夕方までに松本市に行かなければならなかったので、講演をお聞きできなかったのですが、控室でごあいさつさせていただきました。
すてきな方でした。
お話を伺えず残念!!きっとすてきなお話をしてくださったことでしょう。

いったん、長野に戻り、電車で松本市に向かいました。
社団法人長野県臨床衛生検査技師会の創立60周年・法人化20周年記念式典祝賀会に、長野県栄養士会を代表して出席するためでした。

松本東急インの祝賀会場には、国会議員、医療関係の各種団体の会長、近隣各県の技師会会長などたくさんの方が出席されていました。臨床衛生検査技師会の歴史や会員の皆さんの活躍ぶり、今後の会の課題などについて、知ることができました。

非常勤講師を務めている信州大学医学部保健学科の講義の受講生の中には、わずかですが、臨床衛生検査技師をめざす学生さんもいますので、彼らのことに思いを馳せつつ、おいしいお料理をいただきました。

長野に戻ると雪が積もりつつありました…明日の朝にはどのくらい降っているでしょう?

2013年1月22日火曜日

雨でした…

朝から小雨が降っていました。車のダッシュボードの温度計は「2℃」を示し・・・低温ではありますが、ここ数日来、氷点下の日々が続いていたので、なんだか暖かい日だなあと感じてしまいます。
雪は、大分、解けたようですが、これで冷え込むとツルツルの氷になって困るのです。
明日の朝はどうなるのでしょう?

今朝は8:30から会議が予定されていたので、いつもよりも早めに家を出ました。
楽勝かと思いましたが、結構ぎりぎりになってしまい少々あせりました。
なんとか間に合いました。雪でなくてよかったぁ(ほっ!)。

4年生の卒業研究論文集の製本用プリントアウトは提出済みとなりました。
健康栄養学科では、研究室単位でやり方が異なっていますが、私の研究室では、毎年卒業する4年生には、簡易製本の論文集を贈呈することにしています。
3年生には製本したものを用意してあげる予算的な余裕がなかったので、レポートメーカーで冊子にまとめ、本日のゼミで3年ゼミ生に配りました。

先輩の研究を見て、早めに自分のテーマについて考えてもらえるといいのですが。きちんと意が伝わっているか心配です。

3年生も就職活動、管理栄養士免許取得のための臨地実習、後期の定期試験と、何かとあわただしく気持ちも波立っているようです。

避けては通れないことなので、しっかり立ち向かってほしいと思います。

2013年1月19日土曜日

センター試験1日目 無事終了!

センター入試の初日は、なんとも寒い日でした。その代わり、とてもクッキリと北アルプスが見える日でしたが…。
松本大学は毎年、センター入試の朝には、監督業務に開始時刻に関わらず、教員が皆が集合して気持ちをひとつにし、センター試験業務を開始します。
遅刻するといけないので、昨夜から松本市のホテルに泊まっていましたが、朝は、マイカーが凍結状態! フロントガラスについた氷を除いて出発できるようになるまで、ずいぶん時間が必要でした。気温は-10℃以下だったようです。

7時頃、大学につきましたが、その途中で見た朝焼けした常念岳がすばらしかったです。
車を停められるところで、写真に撮りましたが、大学近くになると前山が邪魔して、見える部分が少なくなってしまいます。松本駅に近いところではもう少し麓から見えて迫力があるのですが・・・残念!!

今日は、私が実際に教室での監督業務を行ったのは1科目だけでした。

数日来、喉の調子が良くなくて、咳が出たらどうしようかしらと心配でしたが、なんとか乗り切りました。

受験生の皆さんには、これまで積み上げてきた学習の成果を、精一杯出していただきたいと思います。試験監督業務につく私たちは、その環境づくりと全国一律に行われているセンター入試の公平性を確保するのが役目です。

必死に試験問題に取り組む受験生の姿を見ながら、2か月先に管理栄養士の国家試験を受ける4年生の姿がダブりました。
皆もこんなふうに試験に臨むのでしょう! 悔いのないように頑張ってほしいと思います!!

2013年1月17日木曜日

1月の好例者くらぶ「昔語りの会」

10月からお邪魔させていただいている(有限会社)創生活環境運営さんが実施されている好例者くらぶ昔語りの会 ― 1月の例会が17日に開催されました。
初めてお目にかかかった方も混じっていましたが、「ご無沙汰しています」とご挨拶できる方も増えました。うれしいですねぇ!!

これまでの好例者くらぶ「昔語りの会」については、こちらをご覧ください→http://matsu-nhirota.blogspot.jp/2012/10/blog-post_3.html


一応2月で一区切りすることになっていますので、今日は冬の食卓・食生活について“少し昔”のことを思い出しながら、話に花が咲きました。

凍りもちのこと、子どもの頃卒業式には味噌パンがいただけたこと、焙烙(ホウロク)のこと、兜鉢(カブトバチ)のこと、熱を出した時にのどに長ネギをまいたこと(生ネギだったという方と焼いたネギだったという方がいらっしゃいました!) etc・・・興味深いお話をたくさんうかがうことができました。(詳しくは、また、いつか・・・まとめますね!)

当日の様子についてはこちらもご覧ください→http://www.hidamari-g.jp/blog/%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1%9e/%e5%a5%bd%e4%be%8b%e8%80%85%e3%81%8f%e3%82%89%e3%81%b6%e3%80%80%e9%ab%98%e5%ae%b6%ef%bc%88%e3%81%bb%e3%81%a3%e3%81%a8%e3%81%b2%e3%81%a0%e3%81%be%e3%82%8a%ef%bc%89%e3%81%8b%e3%82%89.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+hidamari-g%2Fblog+%28%E3%81%B2%E3%81%A0%E3%81%BE%E3%82%8A%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%29

食べることを通して、いろいろなことを思い出していただき、効率性とは程遠いかもしれませんが、人々の暮らしぶりがていねいだったということを実感します。
昔に戻らなければいけないとは思いませし、戻ることもできませんが、その暮らしぶりにこめられている何かを伝えていかなければいけないのではないかと思います。

夕方になって、松本市民タイムスの記者さんが、定年退職する方の食生活について記事をまとめたいということで来学されました。
食生活で気を付けたほうがいいかもしれないことをお話した後、退職後、時間ができたら、次の世代へ健康長寿をつくりあげてきたかもしれない長野県民の食べ方を次世代に伝えていただく…そんな役目を担っていただくのはいかがでしょうか…と提案してしまいました。

「昔語りの会」の様子が頭に残っていたからかもしれません。

2013年1月16日水曜日

雪と日本きのこマイスター認定講座講師会議

雪が積もったキャンパス内
1月14日に降った大雪で、翌日も首都圏はたいへんなことになっていた様子・・・雪が珍しい地域の方には無理からぬことです。

長野も松本も雪が積りましたが、長野の自宅近辺に比べると、松本大学内のほうが積った量は多いようです。

連休明けの大学キャンパス内は駐車場の雪掻きが間に合わず、たいへんでした。大学の職員の皆さんが総出で整備を進めてくださり、お陰さまで、今は、駐車や学内の移動は通常に近い形にもどりつつあります。

雪道の運転は気を使いますが、こういう日は、「心ゆったりと、やさしい気持ちで!」が大切だと思っています。
日本きのこマイスター協会の前澤理事長と
メトロポリタン長野の板花料理長
「急発進、急加速、急ハンドル、急ブレーキはせずに、やさしい気持ちで走るのが大事!」と自分に言い聞かせます。

15日は雪の中を大学まで来ましたが、午後には日本きのこマースター認定講座の講師会議があって、13時半ころ長野市にもどりました。

日本きのこマイスター教会についてはこちらをご覧ください→ http://www.kinokomeister.com/

きのこマイスター認定講座に関する以前の記事もご覧ください→ http://matsu-nhirota.blogspot.jp/2012/08/9.html

ホテルメトロポリタン長野で次年度の認定講座などについて審議をした後は、懇親会でした。
ホテルの板花調理長もマイスターのベーシック講座修了者で、そんな関係もあってきのこを使った料理をたくさん出してくださり、途中でご挨拶にもきてくださいました。

おいしいきのこ料理をたのしくいただくことができたひとときでした。

ごちそうさまでした。

2013年1月13日日曜日

観戦!長野県新体操クラブカップ2013

かわいいでしょ! ホワイトリング
ずいぶん久しぶりに長野市のホワイトリングに行きました。
1998年の冬季長野オリンピックのときに、フィギアスケートの会場だった施設で、生クリームをキュッと絞って持ち上げたような形が特徴的です。

そこに、第17回長野県新体操クラブカップ2013を観戦しに行きました。
ホワイトリングのパーキングから見えた飯綱山
長野県内で新体操の指導者としてご活躍の高校教諭橋爪みすず先生が松本大学大学院に在籍されていて、私の授業も受講されています。

橋爪先生から、この大会で松本大学が開発に関わったお弁当を販売できないかというお話があったそうで、この大会があることを知りました。

11~13日という日程ですから、今日が最終日。
橋爪先生からいろいろお話を伺い、また、昨年は“WingまつもとRG”というクラブと少し関わったこともあって、競技を見てみたいと思って足を運びました。

(会場では、指定の方以外はカメラ・ビデオ撮りは禁止となっていたので、競技の写真がとれなくて残念です。)

ちょうど、「チャイルド団体」の競技が始まったところでした。このクラスは手具を使わずに体の動きだけで表現するようでした。かわいらしい動きと大人顔負けの表現にびっくり、一生懸命拍手をおくりました。
手足の長さと柔軟性にも驚いてしまいます。
橋爪先生が、スリムさを求め過ぎで体に無理がかかっているかもしれないことを心配されていますが、たしかに、そんなことが心配されるような選手もいるようです。
栄養学的には、難しい競技種目だと思いますが、真摯に競技に向き合う子どもたちを見て、栄養の面から支えてあげられたらと思いました。

暫くすると、ジュニア団体のフープ、続いて男子の個人競技が始まりました。
話は聞いていましたが、男子競技は初めてです。
男子種目は体操の床競技のように、宙返りなどのタンブリングと手具を使った演技を合わせて行うようです。スティックとリングを使った競技が行われていました。女子の種目とは違った面白さがありました。

会場には上履きで入るようになっていて、外靴だけのひとは靴を脱いで入らなければならなかったので、寒い体育館ですっかり体がひえてしまいました。途中で残念でしたが、午後に予定したことがあったので、昼前に会場をでました。下半身が冷え冷えでした。
レオタード姿の選手の皆さんは大丈夫かしら?

松本大学のお弁当売り場では、健康栄養学科の学生が販売業務をしていました。
ご苦労様!! 風邪をひかないようにね!!

2013年1月12日土曜日

ルポ! “スポーツ健康学科卒業研究発表会”

松本大学人間健康学部にある2つ学科について、私たちは、会話の中では通称で呼ぶことが多いのです。
健康栄養学科は“栄養”(まじめさがにじみ出ています!)、スポーツ健康学科は“スポ科”(なんだかほんわかして、いいですよね!)と呼ばれます。

3連休の初日の本日1月12日は、スポ科の卒業研究発表会でした。お邪魔して卒研発表を聞かせていただきました。
ちなみに、“栄養”の4年生は、本日、国家試験の模試(今日は、3年生も初の模試に臨んでいるのでした)にチャレンジしています(みんな、しっかりね!!)
吉田学科長のご挨拶からスタート

スポ科の卒研発表会・・・
受付で、フラットファイルにとじられた立派な抄録集をいただきました。“栄養”はA41枚/人ですが、スポ科は2ページ分となっています。

9:40スタート 開会のあいさつの後、吉田学科長のご挨拶・・・本日の卒研発表会に臨む姿勢についてお話されていました。特に聞く側の姿勢が大切だとおっしゃっていました。“栄養”も同じですが、スポ科の2年生にとっては、今日の発表がゼミの選択にあたって、とても大切だからです。

10:00~ 3年生の座長さんの進行のもと(スポ科では卒研発表会の運営は、3年生が担当しているようです)、1セクション7人ずつ口頭発表がありました。7人が発表した後、まとめて質疑応答となっていました。

午前に2セクション、午後1セクション・・・

皆さん、1人6分という発表時間を守って発表していました。

 “栄養”は各ゼミから1名のみが口頭発表、そのほかのかたはポスター発表となっていますが、スポ科はゼミの人数に応じて口頭発表者の数を決めているようで、総勢21名。
その分、ポスター会場はゆったりした感じで、こういう方法もいいのではないかなと感じました。

発表後、並んで質問に答えます
“栄養”と大きく異なるところは、学生から質問がたくさん出るところです。会場全体に和やかな空気が流れているので、質問も出しやすいのかもしれません。
スポ科の先生方が醸し出す雰囲気なのかもしれませんし、スポ科の学生の皆さんの特性なのかもしれません。

“栄養”も見習いたいものです。

13:00~ 前後に分かれてポスター発表。質疑応答がにぎやかに行われていました。身近で質問できるのでポスター発表もいいものです。

ポスター会場
研究内容は、“栄養”以上に多岐にわたり、社会学・教育学系の研究から、実験系の研究まで幅広く、たいへん興味深く聞かせていただきました。

午後の口頭発表が終わった後は、閉会式。
今年着任され、卒研生をお持ちでない江原先生が講評を述べられていました。
大学の隣にセットされた三九郎

“栄養”ではセットされていませんでしたが、4年生からの謝辞もありました。
時に鬼のように、時に天使のように見えたという指導してくださった先生へのお礼、ともに頑張ってきた仲間への感謝、これから卒業研究・ゼミ活動を進める3年生・2年生へのエール・・・なんだか、感動してしまいました。

スポ科の4年生の皆さん、お疲れさまでした。参考になることがたくさんあり、充実した1日でした。

2年生の中には、この連休中に成人式に出席する人も多いことでしょう。

そういえば、大学のとなりの田んぼには、松本地域で三九郎と呼ばれる小正月の行事の準備が整っていました。
長野方面では“どんど焼き”と呼びますが、いずれもお正月の松飾りや注連縄(しめなわ)、ダルマなどを家々から持ち寄って、一箇所に積み上げて燃やす無病息災・五穀豊穣を祈る行事です。

14日の成人の日は、天気が崩れるようですが、なんとか晴れてくれるといいのですが・・・!!

2013年1月9日水曜日

「給食管理実習」まとめの発表会

私にとっては、新年を迎えて始めての授業がありました。2年生の授業です。
「明けましておめでとうございます」でスタート!!

講義の進行が予定より遅れているので、少々あせっていて、配布資料が多かったかもしれません。

講義の中でプレゼンテーションスキルについて扱ったのですが、この授業のあと、2年生は後期に実施してきた「給食管理実習」のまとめの発表会をすることになっていると聞いていました。
講義で説明したあとでしたから、どんなふうにプレゼンテーションするのか、少し聞かせていただくことにしました。

自分たちの実施した給食提供について、献立作成、生産管理、原価管理、衛生・安全管理、顧客管理などについての実施状況と評価をまとめ、発表していました。
今日は代表者が発表していましたが、しっかりまとめてあり、実習の様子もよく伝わってきました。
私が聞いていた最初のほうでは、男子学生が活躍!

全部の班の発表を聞いてあげることができなくて、ごめんなさい。
皆さんが成長し、力がついてきていることを実感しました。
うれしかったです。

その調子で、3年次の学習へとつなげていきましょう!!

2013年1月8日火曜日

2013年「ヒット予測商品&サービス」ランキング

今朝、通勤の車中で聞いていた番組で「 “2013年ヒット予測商品&サービス” ランキング」のことを扱っていました。日経トレンディが昨年に発表したものらしいです。
ご存知でしたか?
耳から入ってくる情報だけではなんだかわからないものもありましたが、10位までは下記のとおりらしいです。

1位 日本流ロングトレイル
2位 「抗ロコモ」ギア&フード
3位 手のひらタブレット
4位 新・希少糖ドリンク
5位 でぶ犬予防サービス
6位 ななつ星/サン・プリンセス
7位 七変化ウォーターフレーバー
8位 イタリア・アート
9位 ノンアル珍味
10位 “ブランド香水”ミニ柔軟剤

2013年は「楽しい健康」がキーワードとのことで、なんだかうれしくなりました。2位、4位、7位、9位などは栄養学にも関連がありそうです。
2位の「抗ロコモ」は、今年、私の講義でも取り上げたのですが、ロコモティブシンドローム対策をテーマにしたものです。
ロコモティブシンドローム(locomotive syndrome)は、筋力の低下、関節の疾患、骨粗しょう症などによる骨の障害などが原因で運動機能が低下し、日常生活で要介護やその一歩手前になるリスクが高い状態のことをさします。
メタボリックシンドロームよりもリスクを持つ人が多いといわれ、今後の健康課題として重要視されるようになりました。

予防には、運動と食事が大切なので、スポーツと栄養に関わる学科がある松本大学人間健康学部が取り組むべきことがあるかも・・・。
両学科の学生たちが協力して何かできるといいなぁと・・・。
新年早々、ちょっと楽しい気分になりました。

2013年1月7日月曜日

長野県庁へ新年のご挨拶

(公社)長野県栄養士会は、7日が仕事始め。本日は長野県栄養士会副会長としての仕事に就いていました。

まずは、役員がそろって県庁の関係部署に新年のご挨拶に伺いました。
一番関連が深い健康福祉部健康長寿課で皆さんにご挨拶したのち、健康福祉部長様のお部屋へ。
お忙しいなか、時間をいただいてお話をうかがいました。
「今年は長野県の健康課題である高血圧予防の対策を強化するため、減塩に力を入れていきたい」と抱負をお話くださいました。
昨年から、栄養士会でも研修会等で減塩に関する企画を少しは入れてきましたが、今年は一層力をいくことになるのだろうと気が引き締まりました。

間もなく、国から都道府県別生命表が発表されると思います。
現在、長野県は男性1位、女性5位となっています。健康長寿県として注目されている長野県の状況がどうなるかは、私たち、医療・保健・福祉に関わる者にとっては気になるところなのです。
そのデータも踏まえて、これまでの活動を振り返り、今後の活動につなげていくことになるでしょう。

その後、こども・家庭課、食育関係の事業で関わらせていただいている農政部、長野県教育員会と回りました。
行政の皆さんとも連携して、長野県の食育を推進していきたいものです。

その後、新年顔合わせのお食事会をして、今年の方針などについても話し合いをしました。
公益社団法人となった会の運営をどのように考えていくか、課題もあります。

一朝一夕には解決できませんが、今後社会で活躍する学生たちのためにも前進をめざしたいと思った1日でした。

2013年1月4日金曜日

仕事始め

長野県北部の飯山市では、昨日からの一日の降雪量が69cmと過去最大となったと報じられています。

北信濃では、昔から「一里一尺(いちりいっしゃく)」~北へ一里(約4km)行くと一尺(30cm)雪の量が増える~といわれています。
スキーに夢中だった若い頃、雪の降る日に野沢温泉スキー場などに向かって車を走らせ、この言葉を実感したことがありました。一尺とまではいかないと思いますが、雪の大きさと降る密度が違ってきます。途中で、行き先を志賀高原に変えたこともあったくらいです。

飯山地域の雪も峠は越えたということで、あの雪降りを知る立場としては、ほっとします。

一般的には、本日4日は仕事始めの日です。

松本大学はまだ休館期間中です・・・が、大学の仕事も、来週には通常モードにしないといけません。
明日からのウィークエンドは予定があり、7日は長野県栄養士会副会長として県庁関係部署に新年の挨拶回りに行くことになっています。
大学の仕事の開始には出遅れそうなので、今日は大学に出勤しました。

休館中ということで大学のパーキングに停まっている車は、大学の車を除くと、私の車をいれて2台でした。
シーンと静まりかえっている学部棟。暖房が入っていないのでコートを着たままま、仕事をしました。

北信濃と異なり、松本平は晴天で冷え込んでいます。

北アルプスは、雲がかかっていたかと思うと山頂も見えたりと、荒れている様子。
山での遭難に関するニュースも多くなっているのがわかるような気がします。

さて、一仕事おわりました。
すっかり冷えてしまったので、早めに帰宅することにします。

2013年1月1日火曜日

新年、おめでとうございます!!

自宅から眺めた初日の出
2013年がスタートしました。

長野市はよく晴れ、初日の出を見ることができました。日の出は、毎日繰り返されることではありますが、区切り区切りに、気持ちを新たにするチャンスがあるのは大切なことのように思います。
初詣にいった近所の神社
気が引き締まります。

気持ちのよい青空が広がった分、冷え込みがきびしく、朝早めに、最寄りの神社に初詣に出かけた折には、耳がちぎれてしまいそうでした。
スキー場でスキーを楽しんでいた頃の感覚を思い出しました。

年賀状も届きました。
半分以上は教え子からの年賀状です。
年に一度、近況を知らせていただき、それぞれの顔を思い出します。年賀状がなければ、そうしたことを知る機会はごく少ないので、新春早々の年賀状もいいものだと思います。
多くの教え子の人生にちょこっとだけ思いを馳せるひとときです。

私は年賀状を投函するのが遅くなってしまったので、今日届いているのは少しだけだと思います。すみません。

昨年お世話になった皆さんからも年賀状をいただきました。

皆さん、本年もよろしくお願い致します。