学外のかたで、本年度末に退職されるかたや新しい職場に転出されるかたなどから、ご挨拶のメールが届き「年度末!」という思いが深まります。
そして、ご挨拶いただいた方々といっしょに取り組んだことなどが思い出されて、なんだか感慨深いときが流れます。
季節の区切りはいいですね。
日本では、それが「さくらの季節」と重なるので、特段、感慨深い時間として意識されるのかもしれません。
(松本大学のさくらは、まだ“つぼみ”の状態です。)
今日は、3月で退職される松本大学健康栄養学科の杉山英男先生にお世話になったお礼を申し上げ、4月に新しく着任されるお二人の先生ともお会いしました。
私はこの休み中に仕上げたい仕事に追われていますが、周りは新年度に向かって急ピッチで進んでいるようです。
乗り遅れないようにしないと・・・。
そういえば、本日は機密文書出張裁断の日で、私は松本大学着任前に取り組んだ食事調査記録票を処理していただきました。
この調査データをもとに、調査チームメンバーにより多くの成果が論文としてまとめられたのですが、もう原本に戻ってチェックすることはないだろうと判断しました。
日本の4地域で実施したもので、1年間をかけて4季節ごとに、7日間の食事調査と何種類かの質問紙調査票を行い、24時間蓄尿を含めた生体指標などを収集するというとても大変な調査だったので、調査票を整理しながら当時のことを思い出していました。
「今、もう一度」と言われたら、「できないかも・・・」と思います。
この調査でお世話になった対象者の皆様や調査チームのメンバーであった皆様の顔を思い出して感謝しながら、裁断処理にだすための準備をしました。
改めて・・・
「ご協力くださった皆様、ありがとうございました!! 大切に保管してきた調査票たち、お疲れ様でした!!」