今年も松本大学健康栄養学科1年生科目「食生活論」で実施しているアウトキャンパススタディの日となりました。
毎年、茅野市のオーベルジュ“エスポワール”の藤木徳彦シェフにお世話になります。
今年の1年生は11期生ですから、もう10年以上お世話になっているのですね。
まずは「藤木シェフが食材を仕入れていらっしゃる農家さん」を訪問するのも恒例となりました。
ここ2年間は、塩尻市のトマト農家である野村農園さんにお邪魔していたのですが、今年は3年ぶりに茅野市の今井農園さんに伺うことになりました。
今の4年生が1年生だったときにうかがって以来です。
あの年は雨降りでしたが、今年は、心配された雨にもならず、暑い日となり、今井農園さんの畑を見せていただくために歩いているだけで、汗が噴き出てきました。
それでも少量多品種の野菜づくりの畑を見せていただくのは、楽しいのです。
学生たちも珍しい野菜を興味深げに見ていました。
この前伺った時にはなかったと思うのですが、パクチーも植えられていました。
ひととおり畑を見学したあとは、今井さんが育てられた野菜が用意されていて、本物の野菜の味を楽しみました。
きゅうり2種と、アイスプラントと3色の人参!
私が一番いただいたかもしれません。
今井さんの奥さまが残った野菜を袋に入れてくださって、いただいてきました。
バスのなかで、ニンジンをむしゃむしゃといただいている私がウサギのようだったのでしょうか。学生がスマホでかわいらしい写真を撮ってくれました。
そして、いよいよエスポワールへ。
白いコックコートに着替えたシェフとエスポワールのスタッフの皆さんが出迎えてくださいました。
エスポワール自慢のジビエ料理・・・鹿肉のトマトソース煮込みやカレードリア、メンチカツなど・・・とっても美味でした。
その中でも、なんといっても私が大好きなのは、季節の野菜でつくってくださるメリメロサラダ!!
毎年、これが楽しみなのです。
meli-meloというのは. フランス語で“いろいろなもの、ごちゃまぜ”という意味の言葉だそうです。
この季節の地元野菜・・・本日は、エンダイブや水前寺菜(金時草)などを入れてくださって(もちろん今日は今井農園さんの収穫物も)、それにチーズとワインビネガーと塩とクルトンが混ざっていて、何ともおいしいのです。
蚕さんになってしまうかと思うくらい、何度も「おかわり」していただきました。
そして、今年も最期に藤木シェフが、食に携わる仕事をすることになる学生たちへのメッセージを伝えてくださいました。
学生たちの心にはどんな言葉が残ったのでしょうか?
事後に提出されるレポートを楽しみにしていたいと思います。
本年度も「食生活論」アウトキャンパススタディは無事終了しました。
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